HSP/HSCと不登校・ひきこもり
HSP(ハイリー・センシティヴ・パーソン)/HSC(ハイリー・センシティヴ・チャイルド)
という名称は診断名ではありません。
アメリカのエイレン・アーロン博士が1996年に「一般的な書籍」で提唱した概念です。
以前、「パーソナリティ症(パーソナリティ障害)」という診断名が意図的に避けられているという
話をしましたが、興味深いことに、精神科の医師でもHSP/HSCという概念を用いることがあります。
私はHSP/HSCの概念については、有用性と注意すべき点があると考えているので、
全面的に受け容れてはいませんが、ひとつ重要な指摘があると考えています。
そのため、大衆向けの性格診断や自己啓発とは一線を画す点がある、と考えます。
HSPの構成要素は主に以下の4つです。
①認知的処理の深さ
②刺激に対する圧倒されやすさ
③情動的な反応性や共感性の高まりやすさ
④(一般的に)ささいな刺激に対する気づきやすさ
この②が重要です。
「刺激によって圧倒されてしまう」という傾向をもつ人には、
いわゆる一般的な社会生活が困難になりやすいのです。
繰り返しになりますが、HSPは病気ではありません。障害でもない。
環境感受性の高さから、良い刺激を増幅させて良い結果を出すこともあると考えられています。
ただ、良き環境に出会わず、障害の構成要素である「社会的不利」につながる可能性があります。
「現在認知されている病気や障害には当たらないが、些細なことで大きく圧倒されてしまい、
そのために社会生活が困難で、社会的不利を被らざるを得ないという人がいる」
ということが分かり始めたわけです。
思考が深いとか共感力が高いとか細かいことに気が付くとか、
そうした特性もさることながら、
「ごく一般的社会生活において脳が情報処理しきれなくなるほど強烈なストレスを受けてしまう」
という人がいるということが言語化され始めたということだと思います。
そうした傾向を持つ人に、「芸術方面なら活躍できるんじゃない?」とか、
「繊細さを個性だと思えばいい」とか「哲学しているんだよね」といった言葉をかけたところで、
芯のところには響かないのではないかと思います。
という名称は診断名ではありません。
アメリカのエイレン・アーロン博士が1996年に「一般的な書籍」で提唱した概念です。
以前、「パーソナリティ症(パーソナリティ障害)」という診断名が意図的に避けられているという
話をしましたが、興味深いことに、精神科の医師でもHSP/HSCという概念を用いることがあります。
私はHSP/HSCの概念については、有用性と注意すべき点があると考えているので、
全面的に受け容れてはいませんが、ひとつ重要な指摘があると考えています。
そのため、大衆向けの性格診断や自己啓発とは一線を画す点がある、と考えます。
HSPの構成要素は主に以下の4つです。
①認知的処理の深さ
②刺激に対する圧倒されやすさ
③情動的な反応性や共感性の高まりやすさ
④(一般的に)ささいな刺激に対する気づきやすさ
この②が重要です。
「刺激によって圧倒されてしまう」という傾向をもつ人には、
いわゆる一般的な社会生活が困難になりやすいのです。
繰り返しになりますが、HSPは病気ではありません。障害でもない。
環境感受性の高さから、良い刺激を増幅させて良い結果を出すこともあると考えられています。
ただ、良き環境に出会わず、障害の構成要素である「社会的不利」につながる可能性があります。
「現在認知されている病気や障害には当たらないが、些細なことで大きく圧倒されてしまい、
そのために社会生活が困難で、社会的不利を被らざるを得ないという人がいる」
ということが分かり始めたわけです。
思考が深いとか共感力が高いとか細かいことに気が付くとか、
そうした特性もさることながら、
「ごく一般的社会生活において脳が情報処理しきれなくなるほど強烈なストレスを受けてしまう」
という人がいるということが言語化され始めたということだと思います。
そうした傾向を持つ人に、「芸術方面なら活躍できるんじゃない?」とか、
「繊細さを個性だと思えばいい」とか「哲学しているんだよね」といった言葉をかけたところで、
芯のところには響かないのではないかと思います。